2013/01/10

書籍感想)盤上の夜/宮内悠介

 囲碁、チェッカー、麻雀、シャトランジ、将棋、そして囲碁。
 盤上遊戯とそのプレイヤーを取り巻く出来事を、「わたし」というジャーナリストがインタビューしながら巡る、現実から離れてゆく旅のような一冊です。最後はちゃんと現実に帰してくれるのでご安心下さい。

 怪奇譚。僕はそうカテゴライズしました。不思議な、異世界の、神話的な出来事が中心にある一冊です。少なくとも、現実を生きる僕等にとっては。

 上で挙げた盤上遊戯はどれも、対局相手と順番という要素がありますから、全て自分の思い通りには進められません。
 碁を例にすると、自分の順番では何処に石を置くか悩みます。こっちに打ったら相手はこう、あっちに打ったら相手はこう…いやこうかも知れないと、自分の選択を起点に無数の変化が生まれます。生まれてしまいます。

 その先の先まで予測しきることは、常人には出来ません。しかしそれをしようとする人達がいます。

 その人達ってもう、現実の向こう側、数理と論理の果て、例えば宗教家やアーティストが夢想するようなアッチ側に、足踏み入れて突き進んじゃってますよね。
 難しい話に感じるかも知れませんが、そういうプレイヤーではないルポライター「わたし」の視点を通しているので、大丈夫だと思います。ちょっとだけ『アッチ』の世界を覗き込もうとするような、そんな本なのです。

以下、短編を一つづつ紹介しますが、ネタバレはありません。

2012/12/30

漫画感想)暗殺教室(2)/松井優征

暗殺教室2巻の感想。

一言で言えば…

『大丈夫!?』

って思った。

そのキャラはアカン
特に左側キビシイからね!


もうスペインのおばちゃんのことは許してあげようよ!

←の元ネタが分からない人の為のまとめ
【酷すぎて笑っちゃう】素人が修復したフレスコ画の無残な姿

台無しの代名詞ですか。。。

以下、短めにあらすじレビューなど。
ネタバレありません。


2012/12/27

漫画感想)Landreaall(21)/おがきちか

クリスマスの夜はランドリ読んでました。ハッピー・メリー・クリスマス。

ランドリオールを読んだ時の感想って、いつもは名状しがたい混沌なんですが、21巻は違いました。この巻の感想は、あっさり一言。こうです。

不安。

心配と言い換えても構いません。
これまでにも何度となく話にはあがっていた戦争という『過去』は、未だ決して『歴史』と呼べるほど遠くへは行ってませんでした。
改めてそのことを見せつける展開が、21巻には満ちています。

どこに行き着くのか分からなかったDXの失恋話も、ロビンの父親探しも、全て内戦という渦に巻き込まれてしまうのでしょうか?そんな嫌な予感が頭から離れません。

以下、印象的な画面の引用などしつつ。
あらすじ紹介はしますがネタバレってほどではないのでご安心ください。

2012/12/26

感想)ヨルムンガンド/高橋慶太郎

ヨルムンガンド2期「PERFECT ORDER」が終わりました。2クールの短くない旅、スタッフの皆様お疲れ様でした。
僕は1期の1話を観てズキュンときてすぐに漫画を全巻揃え、一晩かけて一気読みし、それ以来アニメを毎週楽しみにしてきました。twitterでは何度か叫びましたが、ココちゃんの声(伊藤静さん)は最高にマーベラスでした。来週から寂しくなります。 

しかし。
最終話を観終えてドキッとしましたよ。なんですかアレ。どういうことですか。何故こうなったんですか。
ここまで原作に忠実にやってきたアニメに、えっ?ってなる改変(漫画とアニメの違い)があるのです。
それはムンムンガンドが無いこと結末に関することなので一旦ネタバレ予防。

以下、ネタバレありありなのでご注意あれ。
是非本編を最後まで楽しんでからお読み下さい。

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