2013/12/28

もはやアニメブログ

アニメが1クール、ほぼ終わったので、久々にブログを更新しようと。ちなみに前回の更新は↓の通り秋期が始まって間もない頃なので、約10週間ぶりの更新となります。

2013秋アニメ期待度などなど - RMB

色々、感想書きたい漫画とかも読んでるんですけどね。それらの感想を全然書いてこなかったのは、殆どが犬を飼い始めたことによる反動だったりします。

ハナクロ日記

うおー仔犬かわいいよ仔犬!!

はい、言い訳も終了したので本日のお題は、『秋アニメの振り返り&冬アニメの期待度』です。



秋アニメを振り返る

終わってないのもありますが、言いたいことを言いたいように。ちらほらネタバレあるのでご注意ください。

京騒戯画


前回の記事で、こんなことを書きました。
あのキャラの黒さが底知れない感じになっていきます。 でも基本的に、極悪人はいなくて皆が互いを大切にしてる話だといーなぁ。
ここでいう「あのキャラ」とは、元明恵=稲荷面=兄妹の父親=CV:石田彰さんのことですが、8話辺りまでの黒幕感ったらハンパじゃなかったですよ。
それがラストで嫁(古都)と二人になった途端に弱い面をボロボロ見せ始め、

『結局父親のお前がヘタレだから子供達が苦労したって話かぁい!』

とツッコまずには居られませんでした。でも極悪人が居なくて良かった!!

第一、彼がきちんと父親としての愛情を注げていたのは、兄妹達の反応を見るに疑いようもありません。彼は良い父親でもあったのです。
ただ、余りに大きなものを持っていたせいで、自分が愛されているのもそのお陰と感じずに居られなかった。無条件の愛情を信じられなかった。そこがズレの根本だったんでしょうね。

娘(コト)が力強く語る『それが愛だよ!!!!』と、

屈指の名シーン(父親涙目)
父が自然に問う『居るだけじゃいかんのか?』に挟まれて、

最初からずっと、なんか居ると思ってたら…
稲荷はやっと自分が愛されていることを認められた…諦めて認めることにした、ようです。
かくも人は、自分が愛されてることを確信し難い。その困難を貫くのは、やっぱり真っ正直な愛しかないんだよ、というメッセージを感じました。

良い家族ドラマでした。

サムライフラメンコ


あらゆる予想を裏切られている作品です。良い意味で。ていうかコレ予想できてた人いるんですか…。
ヒーローオタクで正義感に熱く、実際に覆面ヒーロー業を始めちゃうけれど別に強くもなんともない主人公が、怪人も悪の組織も世界の危機もない小さな街を(自転車で)駆けるコメディ仕立ての会話劇。
大外れ。初期の展開からは、今みたいな話になるとは思えなかったんですよ!

ただ、やっぱり王道ヒーローものでは全然なくって、どうもメタもの(ヒーローと悪の組織という『構造』と闘わ『されてる』感じ)っぽさを受けます。

まぁ現状最大の関心事は、『後藤さんの彼女さんってどういう状況の人なの…?』ですわ。普通に遠距離恋愛ってだけでは、最早済まされないでしょう。暗い展開が怖いー、怖いー。

境界の彼方


良い眼鏡アニメだった!!(違…わない)
の一言で終わっても良い位、エンターテインメント性の強い作品だったと思います。
ちなみに以前書いた記事には
OPテーマに『迷いながらも、君を、見つけたよ』という歌詞がありますが、あれはヒーローがヒロインを見つけるんじゃなくて、逆にヒロインがヒーローを見つけるように…感じられた
とあり、これはまぁまぁ正解と言って良いんじゃないでしょうか、白・黒・灰色(ラスト3話)の展開はそんな流れでしたよね。

OP最後の方。ヒロインに見つけてもらうヒーロー。
シリアスさを引っ張らない、ややコメディ過多にも思える演出には賛否あったと思いますが、僕は単純に楽しめたので問題ありません。

というか、アッキーは極端な偏愛でも持たないことには、人間としての自己認識を保てなかったと思うんですよね。友人を傷つけ、世界を破壊し、それでも人として生きるしかない彼としては。
周囲(和成博臣や美月)も、彼のそういう所に優しく乗っかって、いじったりツッコんだり手を温めたりすることで、『あの怪物はお前じゃない』と繰り返し繰り返し説得し続けてきたのでしょう。

ところがそこに呼び込まれた異分子である栗山さんは、(秋人の自己形成を無視するという点で)独善的に、人間部分と妖夢部分を切り離そうとしました。それは言ってしまえば、これまでの彼の生き方全否定なんですよね。

深く語られることはありませんでしたが、望んで妖夢と一体となった人間も若干名、登場しました。彼らと秋人を同列には語れませんが、共通して断言できるのは、どちらも人間であるという点でしょう。
『人間として生きる道』って奴は、案外幅が広いようです。凄く肯定的で、楽しいアニメでした。

第6話『ショッキングピンク』が楽しくて何度も何度も観てしまうんですが、普通ですよね?

一点の非もない完璧なオチでした


      

さて冬アニメですよ


第1話だけでも観てみようと思っているアニメを数え上げてみたら、18本あって少々先が思いやられました。
でも最後まで観るのは恐らく12~3本ですかね。その位が限界ですし。
高い確率で面白くなるだろうと期待してるのは、「となりの関くん」「ハマトラ」「中二病でも~」「鬼灯の冷徹」「いなり、こんこん~」の5本。根拠は『なんとなく』でしかありませんが。
全然ジャンルが違って見えるのは、スタッフ(というか監督さん)で選んだ「ハマトラ」とスタジオで選んでる「中二病」が有るからでしょうか。もう京アニ成分は必須栄養素のようです。
妖怪モノは昔から安定して好きですし。雑食だけどメインジャンルはちゃんとあるんですよ!

他に気になるのを挙げていくと、

  • キルラキル的な昭和テイストで勢いに乗れるのか?「スペース★ダンディ」
  • アレをアニメ化?上手くいけば面白いけど失敗すると怖いぞ「ストレンジ・プラス」
  • 制作陣が非常に気になる「世界征服~謀略のズヴィズダー」
  • 怖いもの観たさが9割、そもそも怖いの苦手なんですが「pupa」

この辺りですね。
pupaの第一話はwebで無料公開されているものを読んで、必ずしも"怖い"話じゃないのは承知してるんですが(寧ろ切なく悲しいんですよね、お話自体は)、絵がキツいやも知れません。元の妹がかわいいだけにキツいです。

そんな感じで年末最後の更新でした。
来年も沢山の面白いお話と出会えますように。良いお年を!

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...