英雄伝説シリーズは本作が初プレイ。こんな名タイトルを今までやらずに居たとは。
とりあえず今は1周目をクリアしたばかりなので、しばらく実績集めをやってから、続編「碧の軌跡」に行こうかと思います。
以下、決定的なネタバレは特になし。
キャラクター
- 熱血漢だけどたまに空気が読めず、無自覚に女性にモテまくる若き捜査官・ロイド
- 公職の孫として強い責任感を持ち、しっかりしているようで実は内心不安で一杯なヒロイン・エリィ
- 軽そうに見えて実際軽い、重いのは過去だけの頼れる兄貴・ランディ
- トラウマを抱えつつ自分の居場所で精一杯頑張るクーデレ・ティオすけ
こういう1行紹介が悩まずすらすらっと書けるくらい、キャラクターが立っていると言えましょう。キャラ立ちといっても変に奇抜路線に走った人物は見当たらなくて、むしろ王道を貫いている感じで好ましいです。
主人公(上の4人)以外の脇役も、王道は抑えつつ可愛げがあるというか、味があります。僕は課長・ダドリー辺りがお気に入り。
ビジュアル的には、ゲーム中はほぼデフォルメされた姿で描かれます。可愛いです。割と重いシーンでもそこまで暗くならずに、ライトに楽しめる事と思います。アツいシーンはしっかり熱くなれるのでご安心下さい。
装備品を変えても見た目が変わる事はなくて、最初の内はそれが不満だったんですが、たまーにイベントで服が変わると大いにギャップ萌えでありました。ティオすけが普段羽織っているマントを脱いだシーンなんかロリコン大歓喜のことと思います。僕はよく分かりませんが。
シナリオ
僕はシナリオに辻褄(整合性)を求める派ですが、本作では明かされない謎が幾つかありまして(その辺りは続編で明かされるのかな?)、辻褄があってるかは保留にせざるを得ない点が結構ありました。
が、それはそれとして本作の中で解決している点で見ていくと、実に上手い事、序盤で張られた伏線を最後で一気に回収したものと思います。
最終章で、それまでの事件が一本の線に繋がり、そして敵が大攻勢を仕掛けてくる辺りの疾走感・緊迫感は実に素晴らしかった! 時折、クリア直前になるとなんとなく中だるみしてしまってラスボスを倒さずに積んでしまうRPGとかありますが、本作では全くそういう気になりませんでした。
クロスベル市という複数の立場の思惑が絡み合った場が、何をするにもしがらみがつきまとって誰も思い切った解決策に踏み出せないという状況にあって、主人公達の活躍によって問題が鮮やかに解決…したりはしない点が、現実的だと思いました(僕は本当にこういうの好きだな)。
システム
キャラクターのパラメータや使える魔法等は、クオーツと呼ばれる石を回路(キャラごとに違う)上に配置する事で決定される、割と独特のシステム。
これが奥深くて、「最強の組み合わせ」のようなものは存在せず、そのキャラをどう運用するかに応じて幾通りもの組み合わせがあるので、パズラー欲を刺激されます。
戦闘システムはアクティブタイムバトルみたいなものに、双六のようなマスごとのボーナスを加えた感じで、ぎりぎりの戦いになってくるとなかなか頭を使わされます。だがそれがいい。
ちょっと気になったのは、敵に奇襲をしかけた場合とこちらが背後をとられた場合で戦闘の難易度が余りにも違う(本当に別次元)ので、フィールドでの移動が神経を使う所でしょうか。
メインストーリー以外に複数のサブクエストが並行して進められる関係上、各イベントの進行状況を確認したり過去の事件を振り返るUI(捜査手帳)には拘りが感じられました。ここがイマイチだと、何度も依頼人の元へ足を運んで話を聞き直したりといった無駄な手間が増えてgdgdしがちなのです(某ゲームを連想しながら)。
やりこみ
特定の条件を満たすと解放される「実績」と、実績の多寡により周回プレイに進行状況を引き継げる機能によって、何度も遊べるようになってはいます。
が…武器をフルコンプする為に必要な周回数を攻略サイトで知って、ちょっと心が折れかけました。2周目はやろうと思うけど、そんなに周回する元気があったら「碧の軌跡」に行きたいなー。
空の軌跡もやろうぜ! 零はロイドとランディのコンビ技が強くてよく使ったのを覚えてます。碧で調整されちゃったけど。。。
返信削除コメントさんきゅー。空かぁ…エステルとヨシュアの話も気になるが、
返信削除それより今は碧をやりたいなw 空はアニメ観て話を把握しておこうか。
やっぱランディとのコンビ技強すぎたのかアレ…納得。
修正は残念だけどとりあえず碧始めますわ♪