今回はスピンオフ読み切り「グッドルーザー球磨川」が収録されている為、本編は一話少ない形でした(だから早く出たのかな)。
本編でも変わらず活躍してくれて読み切りまであるとは、禊ちゃんのファンとしては嬉しい限りです!
以下ネタバレありです。
加えて、丁度アニメの1話を観たので簡単なレビューも含みます。ネタバレというほどではありません。
繁殖したいだけの人類か!
めだかちゃんへの想いを自覚した時の善吉ちゃんの反応、おもしろいですね。善吉ちゃんは生徒会唯一の一般人だけど、この辺も本当普通。日塔さんくらい普通です。
だって高校生男子ですよ?
- 繁殖したいだけの人類か! → Yes!
- ちゅっちゅしたりおっぱい触ったりするためか! → Yes!
- わかって欲しいのは俺の心じゃねえか! → Yes!
それは下心じゃなくって 恋心っていうんだ
ー「めだかボックス(15)」第126箱より
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名言だけど迷言だよ、怒江ちゃん。下心を伴わない恋心なんて無い無い。
ここはむしろ、自分の気持ちをボロボロと口に出せちゃう善吉ちゃんのピュアSっぷりと、この状況で彼を励ませる怒江ちゃんのピュアMっぷりを讃えるべきでしょう。
怒江ちゃんすごいよ怒江ちゃん。ヤンデレ属性は抜けきったようだけど今のキャラクターも実に好きです。
正義と違って必ずしも
愛は 勝たなくてもいい。
ー「めだかボックス(15)」第128箱より
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続いて半袖ちゃんの名言。高校生が言う事か?
正義と違って必ずしも愛は勝たなくてもいい。言えないわー。
上で挙げた怒江ちゃんの励ましも同じような発想に基づくのでしょう。女子は強し。
めだかボックスはなんだかんだとメタな言及をしつつ、全体としてはバトル漫画的な展開を続けています。これまでのお話も基本的にはずっと勝者と敗者が発生していました。
戦って負けたキャラクターは、一部の例外を除いてその後登場しなくなります。平戸ロイヤルしかり、登場して負けてサヨウナラというモブキャラの数はかなり多い部類ではないでしょうか。
まぁバトル漫画の宿命ですよね。戦って、負ければ退散、勝てば官軍。
そういう世界観に「勝たなくてもいい」という概念は禁忌に近いですね。作品のジャンルが変わってしまいます。ラブコメものというか、それこそハーレムものに。ToLoveるダークネスみたいな漫画に!(なりません)
赤黒七並べ
そうきたか…(禊ちゃんの分割について)。
ルールに何か仕込みがあるんだろうなとは疑いながら読んでいましたが、ナンバリングについては全然気づきませんでした。くそぅ。
ところで。この対戦。最後のルーレットが与次郎ちゃんを示すまでもなく、それ以前の時点でチームレッドの勝ちじゃありませんか?
雲仙が最後のカードを置く直前の対戦状況は上の通り詳らかになっています。
絵から読み取る限り、黒のカードは2段目のクラブ2唯一枚。
そしてチームブラック(与次郎)の手札は残り1枚。ということは黒の陣地を増やすチャンスも1回だけ。
仮にここから、雲仙が2段目に赤Jを置いて、与次郎が2段目に黒Qを置いたとすれば2段目の11枚は全て黒くなりますが、赤はそれより遥かに陣地が多い。
つまりこの盤面になった時点で黒の陣地が上回る事は絶対にありえないのです。
- ルール4)赤チームと黒チームの勝負。最終的に陣地の多いチームの勝ち。
- ルール7)カードを使い切ることは勝利条件ではない。
- ルール14)チームメンバー全員が失格した場合、その時点で相手チームの勝ちとする。
それがいつの間にかルール14を基準とした、つまり「相手チーム全員を失格させれば勝ち」という勝利判定方法にすり替えてしまっているのが禊ちゃんの恐ろしい所…って、あれ? そのすり替え、殆ど赤さんがやってね?
新ジャンル:ツンノリ(ツンツンしてるけど騙されるとノリノリになる) |
とうとう来ましたね。しかもアニメ版のシナリオは西尾維新による書き下ろしという噂もあってワクワク。
- とりあえず1話は大体マンガと一緒
- OPに禊ちゃんがいない…
- でも副会長の腕章が一旦取れて…戻ってきてる?
- 半袖ちゃん可愛い!
- 「上から目線性善説」の演出が某料理漫画か某テニヌ漫画みたいw
- ちゃんとめだかちゃんがギニュー特選隊してる…再現度たけぇ
↓
連載中に始まっちゃいましたね! まだまだ終わらずに頑張って欲しいですよー。
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