2013/02/27

書籍感想)ビブリア古書堂の事件手帖(4)/三上延

待ちに待った最新刊、『栞子さんと二つの顔』は、殆ど江戸川乱歩トリビュートと言っても良いような、まるごと乱歩尽くしの一冊でした。
しかし、そうした紹介はとりあえず後回しにして、どうしてもツッコみたい点が一つ。

このシリーズは本文が終わると参考文献リストがあるんですね。つまり参考文献が出てきたら『もうこの刊はこれまでよ、以下続刊』を意味します。そこまで読み進めた時、僕は思わず

お い ここで引くの !?

って声が出ちゃいましたよ、マジで。


以下、ミステリー部分に関するネタバレはありません。ヒントに近いものはどうしても出てきちゃいますけど。

2013/02/09

ゲーム感想) Path of Exile/GrindingGearGames

1月末からオープンベータが始まっていた海外のハック&スラッシュMORPG『Path of Exile』がなかなか面白いので紹介したいと思います。

2013/02/07

漫画感想)めだかボックス(19)/暁月あきら・西尾維新

久々に面白かっためだか19巻のご紹介。
『久々に』なんて、すっごく失礼な表現だってことは重々承知ですが、最近の展開は個人的に好きじゃなかったんです。それが今回からの新章でまるっと解決されて、好きな話の流れになってきました。
残念ながら僕は未だに、ジャンプ的バトル漫画が好きみたいです。いや全然残念じゃねーけど。

以下、最新19巻のネタバレはありません(これまでの流れを簡単に振り返るようなことはしてます)。

2013/01/10

書籍感想)盤上の夜/宮内悠介

 囲碁、チェッカー、麻雀、シャトランジ、将棋、そして囲碁。
 盤上遊戯とそのプレイヤーを取り巻く出来事を、「わたし」というジャーナリストがインタビューしながら巡る、現実から離れてゆく旅のような一冊です。最後はちゃんと現実に帰してくれるのでご安心下さい。

 怪奇譚。僕はそうカテゴライズしました。不思議な、異世界の、神話的な出来事が中心にある一冊です。少なくとも、現実を生きる僕等にとっては。

 上で挙げた盤上遊戯はどれも、対局相手と順番という要素がありますから、全て自分の思い通りには進められません。
 碁を例にすると、自分の順番では何処に石を置くか悩みます。こっちに打ったら相手はこう、あっちに打ったら相手はこう…いやこうかも知れないと、自分の選択を起点に無数の変化が生まれます。生まれてしまいます。

 その先の先まで予測しきることは、常人には出来ません。しかしそれをしようとする人達がいます。

 その人達ってもう、現実の向こう側、数理と論理の果て、例えば宗教家やアーティストが夢想するようなアッチ側に、足踏み入れて突き進んじゃってますよね。
 難しい話に感じるかも知れませんが、そういうプレイヤーではないルポライター「わたし」の視点を通しているので、大丈夫だと思います。ちょっとだけ『アッチ』の世界を覗き込もうとするような、そんな本なのです。

以下、短編を一つづつ紹介しますが、ネタバレはありません。

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