@tk2to こんばんはKinoppy開発チームです。iOS・AndroidのKinoppyは外部ファイルの取り込みに対応しております。ZIP、PDFともお読み頂けます。
— Kinoppy Dev-Teamさん (@Kinoppy_Dev) 4月 6, 2012
一応言い訳をしておきますと、先の記事を書く前に自分でやれる事はやっていました。
- マニュアルをしっかり読んでみた
- Android版のアプリをインストールして触ってみた
お詫びして訂正いたします。Kinoppyは外部ファイル(PDF、zip共に)の取り込みが可能です。大変失礼致しました。
で、早速なのでアプリだけでなくサービスの中身も触ってみましたのでご紹介致します。
なおアプリはAndroid版のものをauのISW11HTにて確認しました。
自炊ファイルの扱い
自炊して作ったzipファイルもPDFファイルも特に問題なく読み込めました。注意点としては特定のフォルダ下に配置したファイルしか読み込まない事です。
@tk2to SDカード直下のDownloadフォルダとKinoppyフォルダが検索対象となります。一部機種ではSDカードでなく、内蔵の追加ストレージ下となるケースもありますがフォルダは変わりません。
— Kinoppy Dev-Teamさん (@Kinoppy_Dev) 4月 6, 2012
上記の通りファイルを用意したら、「設定」内の「追加コンテンツの検出」を実行すると本棚に任意のファイルを登録できます。
後はBookWebで購入した他の電子書籍と同じようにビューワで閲覧できます。いいですね!
ビューワの使い勝手
2つばかり難点がありましたが、(僕にとっては)大きな問題ではありませんでした。全体としては非常に使い易いですね。
その上で、難点を挙げておきます。
- 本を開く時ちょっと重い(開いてしまえば後は軽い)
- 横画面にするとページ送りしづらい
2点目については、スマフォを使っている限り横向きで使う事は稀(画面サイズ的な意味で)なので良いのですが、タブレットでも同じ挙動をするとしたらちょっと困りそう。
Kinoppyのビューワには「ページビュー」と「フリースクロール」の2つのモードがあります。基本的にページビューでぺらぺらと読んでいって、一部拡大したい時等にフリースクロールにしてじっくり観る、といった使い分けかと思います。
ページビューではページ全体を1画面で表示してくれないと不味いわけですが、横画面にすると何故かページの上部だけを表示してしまいます(縦にあわせるか横にあわせるかが逆?)。
書籍ラインナップ
まだまだ少年漫画を卒業できない僕としては、週刊少年ジャンプコミックスの電子版が殆ど(全く?)無いのは痛いですなー。集英社さんが許諾してくれないのでしょうか。
リアル書店では大きなスペースを占めている出版社さんが電子書店ではあまり見かけないのは、然りといえば然りですが、残念ですね。うぅ、花ゆめも無い…!
ただ、同じ雑誌に掲載されている黄昏乙女×アムネジアがあるのに妖狐×僕SSがない(電子版がね)という事は、必ずしも出版社区切りではなく著者の意向も反映されているという事なんですかね。
今ざっと探した範囲で僕が電子版を買いそうだなーと思ったのは、宇宙兄弟とげんしけんの次の新刊ですかね。
もうちょっと頑張って欲しいというのが本音です。
新刊通知など
日常的にリーダーアプリを使う人間としては、このアプリが新刊を教えてくれて、このアプリですぐ買えて読めればこの上なく楽なわけです。
この機能に関しては、もうちょっとではなくまだまだ頑張って欲しいと感じました。思いつく改善点を長々と並べてしまいますね。
まず、紀伊國屋BookWebにアカウントを作ると「お気に入り新刊案内」というサービスを受けられます。これは好みの著者やタイトルを登録しておくとその新刊を教えてくれるというものですが、著者は10名まで。タイトルは5本まで。…ナメとんのか。圧倒的に足りませんってばよ。
また、どうもこれは手動で登録するしかないっぽいです。(まだ試せていないのですが)例えばある本の1巻を購入したら「この本の最新刊が出たらお知らせしますか?」等の確認画面が出て、Yesを選んだらお気に入り新刊に登録されるとか、そういう機能があればいいのに。
登録した情報はどう活用されるかというと、新刊をメールで知らせてくれるか、アプリ内の下の方〜にある画面から目視で確認するというもの。うーん。アプリ起動時に開くのは本棚画面なんだから、そこにNotice(!マークとか)出してくれなきゃ気づかないと思うんですけどね。もったいない。
これで最後。これが最大。
電子版の登録は、一般的に紙書籍の発売日より遅れます。これはしょうがない。ただ、それが余りにも長い上いつになるか分からないと、待つ方もしんどいわけです。
現状、げんしけんは10巻までは電子版がありますが11巻にはありません。11巻の発売は昨年の12月。4ヶ月待っても電子版が出ない(いつ出るかも分からない)となると、それはもう新刊としての鮮度を著しく欠いているような…。
人手が足りないというなら雇ってくれれば裁断もスキャンもやりますよ?(冗談です)(そもそも裁断したものをスキャンしてるわけがない)
その他サービス
約100円ごとに1ポイントが付与され、1ポイント=1円で使えるサービスがあります。コミックスを単品で買っていると送料(1回300円)で損をしますが、一度に1500円以上注文すると送料は無料になるので、ハードカバーの類や、コミックスでもまとめて買えば良さそうですね。
ちなみにamazonにもポイントサービスはあるんですが、殆どの書籍はポイント対象外のようで。代わりにこちらは送料無料が多いので、使い分けるのが賢いかな?
まとめ
ビューワに関しては僕が誤解していて、外部ファイル取込みに対応した素晴らしいアプリでした。
しかし電子版書籍の予想外の少なさ(新刊の遅さ)の為、とりあえず様子見継続かな…。紙書籍を届けてもらって、ポイントサービスは利用しようかな、と思います。
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